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草の出来事

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ユニバーサルデザインについて

多くの人が安心して使える機能、空間、デザイン。

素晴らしいことです。

日本は欧米の取り組みを導入する場合

過剰な設定をする傾向があります。

セクハラなんてのもその代表格でした。

ユニバーサルデザインについても

その傾向はあるでしょ。

施設、設備等のハード面にばかり目が向いている。

故ロナルド・メイス氏の発想の中には

差し伸べられる手は含まれていなかったらしい。





ここは日本です。


日本人が旧来 大切にしてきた

おもてなしの気持ち

「一期一会」を大切にする心

があるはずです。


いくらスロープのアプローチを作ったって

この気持ちが無ければデザインだけのもの。

雨の日に車椅子でスロープ使うのって
とっても大変なことだと思います。


今、計画中のお蕎麦屋さんのアプローチは
敢えて階段にしようと思っています。

 車椅子や松葉杖のお客様、お年寄り、妊婦さんは
 駐車場から介助する。

もちろん別に車椅子でアプローチできる通路も確保します。



おもてなしの心、感謝の心があれば

自ず やさしい形になる。



それがユニバーサルデザインだと

私は考えています。
by so-sekkei | 2006-05-11 05:38 | 仕事編