多くの人が安心して使える機能、空間、デザイン。
素晴らしいことです。
日本は欧米の取り組みを導入する場合
過剰な設定をする傾向があります。
セクハラなんてのもその代表格でした。
ユニバーサルデザインについても
その傾向はあるでしょ。
施設、設備等のハード面にばかり目が向いている。
故ロナルド・メイス氏の発想の中には
差し伸べられる手は含まれていなかったらしい。
が
ここは日本です。
日本人が旧来 大切にしてきた
おもてなしの気持ち
「一期一会」を大切にする心
があるはずです。
いくらスロープのアプローチを作ったって
この気持ちが無ければデザインだけのもの。
雨の日に車椅子でスロープ使うのって
とっても大変なことだと思います。
今、計画中のお蕎麦屋さんのアプローチは
敢えて階段にしようと思っています。
車椅子や松葉杖のお客様、お年寄り、妊婦さんは
駐車場から介助する。
もちろん別に車椅子でアプローチできる通路も確保します。
おもてなしの心、感謝の心があれば
自ず やさしい形になる。
それがユニバーサルデザインだと
私は考えています。